介護の仕事は忙しくて大変なお仕事ではありますが、働く施設によってもその忙しさや働きやすさ、そして給料面も別物となってきます。
定時になっても帰りずらい雰囲気があったり、残業代が出ない職場があるのは事実です。
今回は職員にとって働きやすい職場のポイントを紹介していきますので、あなたが今、働いている施設と照らし合わせてみて下さい。
全く当てはまらないのであれば要注意で、他施設への転職を考えたほうがいいかもしれません。。。
働きやすい介護の職場のポイント6つ
人員配置に余裕がある
介護施設に共通して言える大きな問題と言えば人手不足の問題です。
業界全体で抱えている問題なので仕方のないこととも言えますが、介護報酬の算定基準で定められている人員配置ギリギリで運営しているところも増えてきています。
しかし、このような施設は何処かに職員にとって働きずらい問題を抱えていたりしますね。
- 給料、賞与が他施設に比べて低い
- 人間関係が良くない
- 頑張って働いても給与や昇進などに反映されない
人員に余裕がある施設というのは、離職率が低くて職場環境も良好な証拠となりますし、現場のことを考えてくれる職場と言えます。
常に求人を出している会社はブラックの可能性!と言われたりしますが、介護業界の場合は常に募集してるぐらいが良いかもしれません!?そのぐらいに働き手が不足しています。
管理者、施設長、事務長が現場に来る
簡単に言うと偉い人が現場まで顔を出してくれるかということですが、これは職員のモチベーションアップに繋がりますし、重要なことです。
- 現場の状況を知ってもらえる
- 現場の職員のモチベーションが上がる
- 仕事ぶりを見て貰えるので真面目に仕事している人が正当に評価される
なかには顔を出してほしくない。。。という人もいますが、これは自分の仕事に自信がない証拠。
やはり良い職場は、管理者自ら現場と職員を見て改善と評価をしているものです。
現場を見てもいないのに、人員は間に合っているだとか、備品も揃っているなどと言う人がいる職場は自然と人が離れていきます。
他職種、部署とのコミュニケーションが円滑に取れている
介護施設には無資格の職員もいれば、国家資格を持つ介護福祉士、ケアマネージャー、看護師、管理栄養士、PT・OT・ST、そして事務員など様々な人が働いています。
このように資格、役割が違う人が集まる職場で多い問題といえば多職種との連携不足や不仲といったことです。
同じ勤務時間、雇用形態でも資格によって給料にも違いが出ますし、嫉妬や妬みといったことも珍しくはありません。。。
特に介護福祉士と看護師間ではトラブルが多いですね。
- リハビリの人達は自分たちの仕事しかしない
- ケアマネージャーさんも手が空いた時には現場で手伝ってほしい
- 事務に要望を伝えても改善されない
といった愚痴は、ほとんどの施設であるのではないでしょうか?
残業代は時間分しっかりと貰える
介護の現場では、就業時間の間際に利用者の急変やサポートなどをして15分~30分ぐらいの残業になることは珍しくありませんが、あなたの職場はこの時間をしっかりと残業扱いにしてくれる、もしくは上司が残業として認めてくれますか?
早番、日勤、遅番にそれぞれ人を配置しているから残業をする必要はないし、あったとしても仕事の仕方が悪い!ということでサービス残業扱いにされるところも。。。
代休、有休はしっかりとれますか?
この記事でも人出不足問題を取り上げましたが、人が減ってしまうと代休、有休を使えなくなります。。。日勤の出勤人数は確保できても、みんなに休日を与えることができなくなるというパターンは多いです。
また代休と有休は労働者にとっての権利ではありますが、自分から言い辛いのも現実的な問題としてありますよね。
こちらから何も言わなくても休みについての希望や、この日は人数足りてるから○○さん休む?などと聞いてくれるのが理想ですし、職場の空気も良く働きやすいと言えるでしょう。
備品購入や建物の補修を定期的に行っている
介護の現場ではベッドや車椅子、配膳車など大きなものから、食器や座椅子、レクリエーション用品などを利用者と職員ともに毎日のように使用します。
認知症や手足が不自由な利用者の場合は、悪意がなくても物を落としたり壊したりしてしまいますので、他の職場に比べると物品はよく壊れます、、、職員側も気を付けているのですが。
ただ施設によっては破損させてしまうと新品を買ってくれないというところも。。。
- 報告書、反省文の提出と稟議書を作ることを求められる
- 無くても問題はないということで買ってくれない
などなど1回壊すと買ってもらうまでのハードルがかなり高かったりします。
もちろん無駄な出費を無くしたい、反省意識を持ってもらいたいということは分かるのですが、あまりにもケチケチした施設事業所もあるので要注意です。
建物に関しては壁紙の剝れ、エアコンの故障があっても、いつまでも直してくれないという施設も要注意!介護事業所の倒産も増えてきているので、本当に経営が危ないということも十分に考えられるのです。
4つあてはまれば合格の良い職場!?
ここまで紹介して来たことを簡単にまとめていきます。
- 人員配置基準以上の職員を雇っていて余裕がある
- 管理者、施設長、事務長など偉い人が現場の状況、職員を見てくれる
- 他部署とのコミュニケーションがとりやすい
- 残業代は残業した分しっかりと支給される
- 代休、有休はあなたから言わなくても使うように提案してくれる。
- 備品購入、施設修理に関する不満は無い
以上6つのうち4つ当てはまれば、あなたの職場は働きやすい環境にあると言えるでしょう!1個もあてはまらない(ノω・、) ウゥ・・・という方は、早めの転職を考えたほうがいいかもしれません。。。
この他にも色々な視点から職場と雰囲気を観察してみると、新しい発見というか、今後も働いていくべき職場なのかが見えてきます。
他施設への転職を考えている人は転職サービスを上手に利用して、働きやすい職場を探しましょう。現場の口コミや求人を抜粋してくれるサービスなどが登場しています。

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