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清拭とは身体が不自由、寝たきり状態、体調が悪いなどの理由により「入浴」が困難な方に対して、全身を優しくタオルで拭いてあげることを言います。

全身の清潔状態を保つことは皮膚の正常な働きを助けるだけではなく、人間らしく心地よい生活を送っていく上でも必要不可欠なことです!

理想を言えば毎日のように、温かいお湯で入浴させてあげるのがベストなのですが、要介護度が高く、自宅生活な困難な方が利用している施設サービス(老健、特養、療養型施設)では、利用者さん全員を入浴させることは時間的にも人手的にも非常に難しいため、週に2回、もしくは3回と決まっていますね。

しかし週2の入浴だけでは清潔を保てるわけがありません、、、そこで清拭が必要となってくるのです!

全身清拭の意味、流れ、注意点をまとめ!

目的と意味

清拭を実施する目的は冒頭にも書いた通りで身体の汚れを落として清潔を保つことがメインとなります。

  • 感染症の予防
  • 皮膚組織への刺激による血液循環の促進
  • 新陳代謝の促進
  • 床擦れ、褥瘡の予防

その他には心理的な面でも大きな効果があります!入浴に比べたら効果は少ないかもしれませんが、心と身体をリフレッシュさせてあげることができますし、コミュニケーションの機会にもなり明るい気分させてあげることもできます。

温かいタオルで顔を吹く気持ちよさというのは若い人でも体感したことがあるのではないでしょうか?

プライバシー、温度や湿度といった環境

顔や手足だけなど部分的に清拭(部分清拭)を行う場合もありますが、身体の隅々まで行う全身清拭の場合は入浴するときと同じく服、下着を外して全裸に近い状態になりますので、必ず部屋の扉を閉めたりカーテンを使って不必要な露出を避けるようにします。

また部屋の温度や湿度にも配慮をしなければなりません!夏場や冬場などは清拭のタイミングに合わせてエアコン、暖房、加湿器などを調整しておくと良いでしょう。

  • カーテンなどを使って仕切る
  • 部屋の温度は22~26℃程度
  • 部屋の湿度は40~60%程度

準備する物品

一般的な清拭に必要な物品は以下のようになります。

  • 清拭車(※感染リスクに注意・記事下部に追記)
  • 温めた清潔なタオル
  • 清拭用のボディソープ、シャンプー
  • ディスポーザル手袋
  • バスタオル(体を覆うよう)
  • 乾いたタオル
  • 交換用の下着と衣服
  • ピッチャー
  • 処置用のワセリンやオリーブオイル

拭いていく順番

顔→上肢→手→胸部→腹部→下肢→足→背部→陰部→臀部という流れになります。

顔、首

清拭の手順顔

顔は目の周囲(目頭、目じり)→額→鼻→頬→顎の順番で拭いて行き、顔の中心から外側の方向で行うのが基本です。

顎や首の下、耳の後ろなどは疎かになりがちなので、意識をして丁寧に行います。

上半身

上半身の清拭

基本としては今から清拭をする部分以外の場所はバスタオルで覆います!保温とプライバシー保護の観点から大切なことです。

両手、両腕

手首を持って腕全体が拭きやすいように軽く持ち上げ、手~肘~肩へ向けて行います。

胸部、腹部

胸部は左右それぞれ円を描くように優しく、腹部の中心部に対してはヘソを中心として大きく円を描くように行い、側腹部に対しては縦方向に拭いていきます。

腹部の清拭

  • 寝たきり状態の人は腸管の働きが悪くなっているので、腹部を温めてあげたり”の”の字を描くように優しくマッサージしてあげると良いでしょう。
  • 手首、肘、腋などの関節部分、また乳房の下は垢など汚れが溜まりやすいので念入りに行います。
  • お臍の汚れはお湯やオリーブ油を使って柔らかくしてから、ガーゼ等で拭き取るのが効果的です。
背部、臀部

背中に関しては身体のラインに沿って下から上に行い、臀部は左右のお尻に対して円を描くようにします。

体位ですが完全にうつ伏せになっても問題ない人であれば腹臥位(うつ伏せの状態)でも構いませんが、基本的には側臥位で身体を支えるようにして行い、麻痺がある場合は麻痺の無い側を下に向けます。

背部の清拭

下半身

脚は片足ずつ膝を軽く曲げて足首を支えながら、足先から股関節へと拭いていきます。足の甲やくるぶし、指の間、膝の裏などを念入りに行います。

下肢の清拭

陰部

陰部はデリケートゾーンと呼ばれるように、他の部位より皮膚組織が薄くて柔らかく、強く拭いてしまうと擦過傷のリスクがあるので注意が必要です。

また汚れが溜まりやすく悪臭や感染症といった原因にもなるので、特に鼠径部や陰嚢周囲、大陰唇周囲、肛門周囲は丁寧に実施をして下さい。

注意点

寝たきり状態がほとんどの方だと皮膚が赤っぽく変色している部位が見られるかもしれませんが、これは皮膚組織にダメージがある証拠で放置しておくと褥瘡になってしまいます!

体位変換の実施やエアマットなどの耐圧分散寝具の使用、スキンケアなどを行い早めに褥瘡予防の処置を行って下さい。

清拭はただ単に清潔状態にするということだけではなく、全身状態を観察できるというメリットもありますので、常に小さな変化がないかなど注意を払いながら行うようにすると良いでしょう。

人数は2人1組で行うのが理想的

また全身清拭となると細かく身体を動かしたリする必要があるので、1人で行うより2人1組で行うのが理想的です!もちろん身体の大きな男性の場合は3人以上で力を合わせるのも良いでしょう。

清拭車はセレウス菌感染のリスクがある

最後に清拭においても感染(セレウス菌)のリスクがあることを知っておいて下さい。

清拭車にタオル・おしぼりを入れて湿った状態のまま置いておくとセレウス菌が増殖する危険性があり、病院での死亡例も実際にあります。

セレウス菌は熱に強い性質を持っており清拭車の温度(70~80度)では滅菌することができないのです(´;ω;`)ウゥゥ

清拭車由来の感染を防ぐには以下のことに注意する必要があります。

  • おしぼりの中心が75℃以上の温度であることを確認する
  • 一般的におしぼり・湿式清拭タオルは加温時間・温度に注意をはらう
  • おしぼりは、温度低下して湿潤しているものは、最近の供給源となる。
  • 加温冷却を繰り返すとバチルスセレウス均等が大増殖する。
  • おしぼりを触った手指は細菌学的に汚染された状態である。
  • 医療行為の前には必ず手を洗い、手を十分に乾燥させてから処置を行うこと。

出典:https://www.hasemen.co.jp/medical/magazine/vol09.pdf

ディスポーザル(使い捨て)タイプが推奨されています

清拭についての記載ではありませんが厚労省の高齢者介護施設における感染対策マニュアルによるとおしぼりはディスポーザル、使い捨てタイプが望ましいとの記載がされています。

高齢者介護施設では、職員や入所者がおしぼりを準備することがあります が、タオルおしぼりを保温器に入れておくと、細菌が増殖・拡大するおそれ があります。おしぼりを使用する場合は、使い捨てのおしぼり(ウエットテ ィッシュ)を使用することが望ましいといえます。

出典:http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/tp0628-1/dl/130313-01.pdf

参考までに僕の居る施設ではまだ清拭車を引き続き使用しています。。。もちろん感染対策はしっかり行ったうえでですけどね!

コストの面や温かくて肌に触れると気持ちが良い状態で使用することなどを考えると、清拭車が優れている部分がありますから。

マニュアル化して職員の意識統一が重要

介護のお仕事の中でも清拭というのは仕事の質が人それぞれ大きな差となり現れます!手を抜こうと思えばいくらでも手を抜いて雑にできるという面もありますしね(x_x;)

  • ○○さんの清拭を見習いなさい
  • ○○さんは早いけど雑だから組みたくない
  • 今日は忙しいしササッとやろう
  • あの人のやり方は納得できない

などなど色々な声や愚痴の原因ともなる業務です(´;ω;`)ウゥゥ

全ての職員が丁寧で綺麗な清拭をできるようにするには定期的な研修やマニュアルの作成、見直しが必要不可欠です!少しでも不満がある場合にはあなたから率先して意見を出し行動をして職場環境を変えていきましょう!

どうにもならない( ノД`)シクシク…といった場合には早めの求人探しをオススメしますが。。。


シン

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