介護の現場で働く方は女性が多いため
- 結婚、出産
- 旦那さんの転勤
- 体調不良(腰痛の悪化など)
このような理由から仕事を辞めてしまう人がいます。
介護のお仕事は、早番・遅番、夜勤、土日祝の休日出勤があることから、子育てや主婦業との両立が難しいですし、肉体的にも大変です。
ただ現実的な問題として仕事を辞めてしまうと当たり前のことですが、お金はもらえませんし、生活が経済的に苦しくなった( ノД`)シクシク…と言う人が多いのも事実です。。。
- このまま何もしないとお金が無くなる
- 子育てが落ち着いたから働きたい
- 空いた時間をパート、派遣で良いから働きたい
- 体調も良くなったしまた頑張りたい
- 旦那だけの稼ぎでは(´;ω;`)ウゥゥ
今回は、様々な理由によって介護の現場から1度は離れたものの、もう1度働きたい!という、世間でいうところの「ブランク」、「復職」について紹介していきます!
目次
介護福祉士のブランクと復職!
仕事を忘れてしまい付いていけるか不安
ブランクの期間が長いほど仕事に復帰することに対して不安を覚えると思います。
- 長年離れていたけど仕事を覚えているだろうか?
- 新しい介護の知識、技術、ケアについていけるだろうか?
ただ介護のお仕事の本質は年数が経とうが変わりはなく、相手を思いやり丁寧に接する気持ちさえしっかりと持っていれば心配する必要は無いです。
インターネット、プログラマー業界のように数年離れると劇的に技術が進歩していて勉強不足でついていけない。。。といったことは介護業界ではありません。
あなたが昔、働いていたときと同じ気持ちさえあれば十分です!知識や技術といったことは働き出してみると、無意識のうちに思い出してくるものです。
正職員、パート、派遣など働き方を考える
子育てや主婦業が忙しかったり体調の面で不安がある方は、自分で働くペースを決めることができるパート・アルバイトや派遣といった働き方も検討してみましょう。
- 日勤のみ、残業なしの正規職員
- 週に3~4回、午前中のみのパート
- 土日祝だけ働く派遣
その他にも夕方の数時間だけ働きたいといった、少しワガママすぎるかな!?というぐらいであっても採用してくれる施設は多くあるので、あなた自身で勝手に諦めるのは辞めて下さいね。
「どうせこんな条件じゃ働けないよね( ノД`)シクシク…」と決めつけることは意味がありません。
採用に対する不安
働きたいという気持ちがあっても採用してくれなければ何も始まりませんが、介護業界はあなたもご存知の通りで慢性的な人手不足に悩まされています。
ちょっと前までは常に募集をしている施設は低賃金、激務でブラックだから辞めておけ!と言われたものですが、超高齢化社会に突入した近年は職員にとって働きやすい施設であっても、常に募集をしていないと職員を確保できない状況にあります。
- 未経験、無資格者の方も歓迎!
- 主婦、子育て中のママ大歓迎!
- 定年退職後の方でもOK!
- 長期のブランクがあっても大丈夫です!
求人情報などを見てみるとこのような文面が見受けられるように、働いてくれる方を本当に探しています。
ブランクが2~3年、5年、そして10年以上あったとしても採用してくれる施設は数多くあるので、採用されないんじゃないか。。。という心配をする必要はゼロと考えて頂いて間違いありません。
履歴書、志望動機はカンタンです
採用されやすいのは事実ですが、何はともあれ応募書類(履歴書)を書かなければなりません、、、履歴書の中でも面倒なのが志望動機ですが、復職に当たっては意外とカンタンに書くことができます。
当たり前のことをストレートに言いますが、あなたが復職したいと思った理由をそのまま書けばいいのです!
- 子育てが落ち着いたから復職したい
- 空いた時間を使って働きたい
- 資格を持っているのでもう1度活用したい
志望動機について考えすぎてしまう人がいますが、「単純に復職したいということ+過去の経験をいかしたい+介護の現場で人と接して役に立ちたい」ということを書けばOKです。
面接のときにもこの3つのことをカンタンに説明できれば問題はありません。
面接で聞かれること
次に復職を希望する方に対して、面接でよく聞かれることを解説していきます。
辞めた理由は?
履歴書、志望動機を見れば採用担当者も辞めた理由は分かっていますが、それでも面接の時には直接、聞かれる確率は高いです。
基本的に以下のような理由であれば、そのまま答えて大丈夫です。
- 結婚、出産を機に退職した
- しばらくは家庭を優先したかった
- 親の介護が必要になった
- 資格を取るために学校に通っていた
この辞めた理由で気を付けてほしいのは採用担当者にとってマイナスポイント、ネガティブに捉えられてしまうような場合です。
- 体調不良が酷くて辞めてしまった
- 人間関係が悪く職場に馴染めなかった
体調不良、腰痛で介護職から離れる人は多くいるので、少しだけ身体をいたわりたかったぐらいであれば、正直に言っても問題は無いケースがほとんどですが、あまりにも大きな病気や精神科への通院歴があったという場合には、さすがに採用する側も気が引けてしまいます。
今は凄く元気で体調も心も万全だ!という人の場合「私はどん底から這い上がってきました!」というアピールをする人もいますが、これは逆効果になることも。。。
また人間関係が酷くて辞めたという理由は、あなた自身に問題があるのでは!?と捉えられてしまう可能性が無きにしもあらずなので、他に辞めた理由があるのであれば、そちらの理由を言葉で説明するのが無難です。
産休、育休制度は無かったの?
出産、育児といった理由で辞めた場合だと面接官から「産休、育休制度を使うことは考えなかったの?」と少しだけ意地悪!?な質問をしてくる人もいますが、このような場合には
- 仕事を辞めて出産、育児に専念したかった
- 復職はひと段落付いてから考えたかった
という風に答えて下さい。
事業所施設によっては産休、育休制度を使えないような雰囲気があったりするものですが、このことを正直に言うのは前の職場に対する愚痴や悪口のように聞こえてしまいあまり良い印象を与えません。
空白期間の説明は正直に伝える
復職となるとブランク期間が出てきますが、この期間の説明は正直に伝えて下さい!正直にというと堅苦しく思えるかもしれませんが、あなたがやっていたことを伝えれば良いだけです。
- 結婚の準備、出産・子育てに専念していた
- 体調が悪化したので身体を休めていた
- 違う業界、職種の仕事もしてみたかった
辞めた理由と重複しているのあれば、一緒に説明するのがベストです。
事務職、飲食、美容など多職種を経験していた場合には、「なぜ介護の仕事から離れたのですか?」という質問をされることがあります。
このときの返答もバカ正直に「介護の仕事に嫌気がさした」、「その時には向いてないと思った」と言うよりはカンタンに「他の職種も経験してみたかった」ぐらいで済ませて置きましょう。
「他の仕事の経験した上で、私には介護の仕事が合っている」というニュアンスを伝えればOKです。
復職後に心掛けるべきこと
次に採用されて現場に復帰したときに心掛けるべきことをサラッを紹介しますが、とりあえず初心と謙虚な気持ちを忘れない様にしてください。
過去の経験があるからといって
- 勝手に仕事のやり方、順番を変えてしまう
- もう分かってるからと指導を拒否する
- 上から目線、タメ口で職員に接する
ということは辞めて下さいね。。。介護の現場では人の入れ替わりが激しいので、多くの方が違う施設で働いている経験を持っていて、それぞれの介護感、仕事のやり方を持っているものですが、とりあえず入職して数ヶ月は謙虚に振る舞うようにしましょう。
介護現場に復帰のまとめ!
本記事でも解説したように介護現場は常に人手不足の状況が続いており、この先も少子高齢化化社会が加速していくことから、この状況は変わらないので例えブランク期間が長くても働き口・就職先に困ることはありません。
志望動機や復職の理由に関しても、あなたの事情をそのまま書いたり伝えれば良いので難しいことではありません!重要なのは復職後です!
- 過去に経験があっても横柄な態度はとらない
- 初心、謙虚な気持ち
介護の知識・技術というのは年数が経過したからといって劇的に変わるものではないので、意外とすんなり仕事復帰できるものですが、あなた自身の態度にとって働きやすさというのは大きく左右されることを知っておいて下さい!

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